株式会社三翔精工(以下、三翔精工)様は、精密加工・難削材加工・量産加工の3つの技術と徹底した品質体制により、高品質が求められる半導体・電子部品・医療機器分野へ精密金属加工品を提供している会社です。
今回、 代表の上妻様、製造課 情報システム係 の八ヶ代様 、吉満様の3名にインタビューさせていただきました。


- 三翔精工様について
- 株式会社三翔精工(以下、三翔精工)様は、精密加工・難削材加工・量産加工の3つの技術と徹底した品質体制により、高品質が求められる半導体・電子部品・医療機器分野へ精密金属加工品を提供している会社です。
- 三翔精工様
- お話をお伺いした方
- 代表取締役社長 上妻 敏広 様
製造課 情報システム係 係長 八ヶ代 義人 様
製造課 情報システム係 吉満 孝能 様
- ご利用モジュール
- UM工程進捗UM販売購買
※ この事例に記述した数字・事実はすべて、事例取材当時に発表されていた内容に基づきます。数字の一部は概数、およその数で記述している場合がございます。



上場要件を満たすシステムが必要だった
システム導入を検討し始めたきっかけは何ですか?
もともと生産管理システムは保有していました。しかし、オージックグループ*が、上場するにあたって、現システムでは内部統制上の問題があり、再構築を行う必要がありました。
*三翔精工様はオージックグループに所属しています
手作業でのデータ集計は、信頼性を担保するために多大な時間を要していた
導入前はどのような課題をお持ちでしたか?
現行のシステムでは、データの管理や運用面、セキュリティ面の機能が明らかに不足していました。さらに、月次処理がシステム上出来なかったため、手作業でデータを集計していたんです。人が介在することで、データ改ざんを行っていないことの証明のための手間が発生してしまい、毎月の仕掛品の締め処理には多大な時間を費やしていました。
クラウドは必須条件、他システムとのシームレスな連携も決め手
UM SaaS Cloudを選んだ決め手を教えてください

BCP対策を考えた際、クラウドシステムであることが大前提でした。また、維持管理を考えるとスクラッチではなく、標準機能が充実しているパッケージシステムが良さそうだなとも思いましたね。
5、6社ほど比較検討する中で、UM SaaS Cloudは受注から請求業務、購買から支払予定までを在庫情報と連携しながら、業務フローに合わせて販売・購買を管理できる部分にとても魅力を感じました。また、弊社では、人事・経理システムはオービックビジネスコンサルタント社の奉行シリーズを利用しているので、シームレスに連携できることも決め手の一つになりました。
セキュリティ面についても、Salesforceを基盤で構築されているので安心して検討を進められました。
システム検討当時、オンプレシステムのベンダーがクラウド版をリリースするという話もありましたが、機能が不十分だったり、実態が無いものも多かったです。それに対して、デモを見せてくれたシナプスイノベーションは、信頼できました。社員の方の豊富な業務知識や、ユーザの意見に耳を傾けている姿勢も好感を持ちましたね。
月次の仕掛品締め作業が2分の1以下に
導入後、どのような変化がありましたか?
仕掛品の仕掛状況を一覧で見られるレポートを自社で作成されました
今まで月次の締め作業は、手作業で行っていたため確認にも時間がかかっていましたが、UM SaaS Cloudのレポート*を利用することで作業時間は半分以下になり、「月次在庫締め処理」機能によって改ざんリスクも低減されました。
また、ログの管理ができるようになり、内部統制上の管理レベルも向上しました。
レポートではグラフや表を用いて可視化できるので、リソース別(機械、人)の傾向や問題点の把握がしやすくなりましたね。
*レポートとは、登録されたデータをあらゆる形式で集計・表示することができる機能です


システムの導入にあたって大変だったことはありましたか?
慣れるまでは難しい部分もありましたが、しっかりとサポートいただけているので問題なく導入できています。
導入後も、無料で参加できるハンズオンセミナーに参加して、さらなる活用方法を学んでいます。
特に、「レポート編」に関しては色々な利用方法を知ることができたので、自社の実務に取り入れていきたいと思っています。
蓄積したデータを分析することで、より良い環境を目指したい
UM工程進捗の活用について、今後の展望をお聞かせください

今は、PCで実績登録を行っていますが、ゆくゆくはタブレットを活用し現場で登録できるようにしていく予定です。そうすることで、リアルタイムで進捗状況を把握できる体制を目指しています。
これから、蓄積されたデータをもとに、様々な角度への分析に役立てていきたいです。現場を見ているだけでは気付きにくかった点も、データ分析をすることで、問題を可視化しやすくなりました。
より働きやすい職場環境にすべく、UM工程進捗を活用して、さらなる改善に繋げたいと考えております。